
籾殻は昨日のうちに用意しました。籾殻はコイン精米機のタンクからもらってくればよく、材料代はただです。
朝6時半ごろから準備を開始し、7時過ぎに火を付ました。
午後3時半過ぎ、やっとここまで黒くなりました。途中、放っておいたのでく、裾の方から黒くなるのを、籾殻を継ぎ足しては、何回も小まめに混ぜ込んでいます。

でもこれでおしまいではないです。このままにしておくと、燻り出してきます。びしょびしょになって、水が下から流れ出すようになるまで、たっぷり水を掛け続けます。
火の力ってすごくて、水がたらなくて灰にしてしまったことが、何度もあります。できたと思った薫炭を納屋に入れ、それで火事になったという話も聞きます。
たかが薫炭でさえ、制御するには注意が必要なのです。

薫炭の作り方をちょっと解説すると、まず置き火にする焚き付けを20cm位積みます。豆柄がいいといいますが、今回はタテズの古くなったのこ使いました。笹とかカヤの乾いたものでもいいです。
その上に、円錐形の傘を置き、それに煙突を立てます。そうしたら、脇の方に新聞紙などを押し込み、それに火を付けます。火が付いたところで、傘の回りに、籾殻を注ぎ掛け、山にして行きます。
初めは、火を付けた方の炊き付けが早く火が回るので、煙突が傾いてきたりしますが、かまわず籾柄を注いで行きます。
そうして安定したところが、最初の写真と言うわけです。