2013年10月2日水曜日

薫炭作り

秋作用に薫炭を作りました。秋作用といっても、今から植えられるものは限られてしまいますが、薫炭をホームセンターで買ってばかりいる訳にもいかず、自分で作れば惜しげなく使えます。


籾殻は昨日のうちに用意しました。籾殻はコイン精米機のタンクからもらってくればよく、材料代はただです。
朝6時半ごろから準備を開始し、7時過ぎに火を付ました。

午後3時半過ぎ、やっとここまで黒くなりました。途中、放っておいたのでく、裾の方から黒くなるのを、籾殻を継ぎ足しては、何回も小まめに混ぜ込んでいます。


午後4時に、薫炭作りの煙突を取り除いたところです。

午後4時15分、山を崩し、水を掛けて、一段落です。

でもこれでおしまいではないです。このままにしておくと、燻り出してきます。びしょびしょになって、水が下から流れ出すようになるまで、たっぷり水を掛け続けます。

火の力ってすごくて、水がたらなくて灰にしてしまったことが、何度もあります。できたと思った薫炭を納屋に入れ、それで火事になったという話も聞きます。

たかが薫炭でさえ、制御するには注意が必要なのです。

参考までに、手前に転がっているのが、薫炭を作る煙突です。

薫炭の作り方をちょっと解説すると、まず置き火にする焚き付けを20cm位積みます。豆柄がいいといいますが、今回はタテズの古くなったのこ使いました。笹とかカヤの乾いたものでもいいです。

その上に、円錐形の傘を置き、それに煙突を立てます。そうしたら、脇の方に新聞紙などを押し込み、それに火を付けます。火が付いたところで、傘の回りに、籾殻を注ぎ掛け、山にして行きます。

初めは、火を付けた方の炊き付けが早く火が回るので、煙突が傾いてきたりしますが、かまわず籾柄を注いで行きます。

そうして安定したところが、最初の写真と言うわけです。

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