2018年1月9日火曜日

籾殻燻炭の新機軸!

今年も籾殻燻炭を作りました。
ちょっと新機軸で、現代農業の記事を参考にして、周りを、畦板で囲みました。
これで、一回に焼ける量を増やせて、使い降るしのビニールを被せて消火することで、全体に炭化して、いい状態の焼け具合になるとか。
実際は、以下のようです。

畦板5枚を円形にし、その中に茅、笹の刈採ったものを20㎝位積み、真ん中に燻炭器を置くまでが、前準備です。







籾殻を山にして火を付けてから、安定して煙がでるようになったところです。作業開始が遅くなったので、着火したのは、2時半ころでした。
途中、様子を見ながら、籾殻を積み足していきます。煙突の空気を取り込むスリットが隠れる位までは積みたいところです。


辺りが暗くなり始めたころ、煙の色が紫色っぽく変わってきましたが、…。ここからが大変でした。
5、6時間で、表面に丸い焦げの斑点ができるかと思っていたのですが、中々できず、途中で風呂に行き、夕食を食べ、更には仮眠モとって、夜中の0時過ぎ、やっとのことで斑点が! そこで、煙突を倒し、籾をかき混ぜ、水を掛けてから、ビニールで覆って、床に就いたのは夜中の2時近くでした。

朝になって様子を見てみると、中々の出来栄えでした。ただし、ビニールを剥ぐと、まだプスプスと燃えてきそうなので、再びビニールを被せて時間を置くことに。


その日は別の用事があり、次の日にビニールを剥がしました。それでも中の方は、まだ燻りが完全に収まってはいません。少し灰になった所もあります。
それでも、十分満足のいく出来です。
それに気を良くして、良さそうなところは、道の駅に出してみることにしました。下がその出荷品です。

小(6~7ℓ)180円、中(約30ℓ)600円、大(約45ℓ)900円
でどうか? というところです。さて売れるかな??

野良里のホームページもご覧ください。